眼底検査
みなさんは、眼底検査受けられたことありますか? 眼底検査で何が分かるのでしょうか? 網膜の病気だけが分かるだけでなく、動脈硬化の進み具合が分かります。
眼底には脳へと繋がる視神経の出入り口がありますので、脳の病気や診断にも役立ちます。
そのため、脳ドックで眼底検査を実施することがあります。 眼底検査は散瞳薬を点眼して瞳孔を広げて行ないますが、
最近では無散瞳カメラを使って検査する場合もあります。検査時間は数分で痛みはありません。 異常な場合に疑われる病気は、さまざまあります。 緑内障・網膜剥離・糖尿病性網膜症・眼底出血・網膜色素変性症・眼内腫瘍・視神経萎縮
乳頭浮腫・脳腫瘍・くも膜下出血など。 異常があった場合、網膜の病気が見つかれば、治療を行ないます。
特に、眼底出血が認められた場合は、放置しておくと失明の恐れが強いので、至急の治療が
必要です。高血圧や糖尿病で動脈硬化が進行していることが分かれば、生活管理を徹底して
病気をコントロールしないと、危険な事態に…。 近視が強い方、年齢が40過ぎた方は、半年に1度もしくは年に1度眼底検査を受けられることを
お薦めします。